Respberry Pi 3 に HDMI で接続したディスプレイに表示されているデスクトップ環境を Vino を使って VNC で共有してみました。
ググると、Raspbian での Vino の設定は vino-preferences でできるようですが、今回の環境では vino-preferences を使えるようにする方法がわからなかったので dconfEditor でやってます。
環境
- Raspberry Pi 3 Model B
- Raspbian GNU/Linux 8.0 (jessie)
パッケージインストール
$ sudo apt-get install vino
$ sudo apt-get install dconf-editor
$ sudo apt-get install ibus-anthy
$ sudo apt-get install fonts-takao
dconfEditor で設定変更
HDMI ディスプレイのデスクトップで dconfEditor を起動
$ DISPLAY=:0.0 dconf-editordconfEditor の左側のツリーの画面で org -> gnome -> desktop -> remote-access をクリック
prompt-enabled のチェックを外す
require-encryption のチェックを外す
VNC クライアントとの通信が暗号化されないので気をつけて下さい
Vino 自動起動設定
設定ファイル用ディレクトリ作成
$ mkdir -p /home/pi/.config/autostart/以下の内容で /home/pi/.config/autostart/vino.desktop 設置
[Desktop Entry] Encoding=UTF-8 Type=Application Name=VINO Comment= Exec=/usr/lib/vino/vino-server StartupNotify=false Terminal=false Hidden=false
Raspberry Pi 再起動
$ sudo shutdown -r now
- Vino へ VNC 接続ができるようになってます。
日本語入力ができるようにする
GUI デスクトップで ‘Menu’ -> ‘Preferences’ -> ‘IBus Preferences’
IBus デーモンをスタートするかきいてくるので ‘Yes’ をクリック
‘Input Method’ タブ
‘Add’ をクリック
‘Japanese’ -> ‘Anthy’ を選択して ‘Add’ をクリック
‘English - English (US)’ を選択して ‘Remove’ をクリック
‘Close’ をクリック
参考
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