2014年1月28日火曜日

KVM virt-install でディストリビューションツリーを指定した時に Preseed で自動設定

KVM の virt-install でのゲスト OS インストール時に --location でディストリビューションツリーを指定した場合は --initrd-inject で preseed 設定ファイルを指定することができるようなので試して見ました。

まず、preseed 設定ファイルを用意

$ ls -la /some/where/preseed.cfg
-rw-rw-r-- 1 user user 1341 Jan 23 20:49 /some/where/preseed.cfg
virt-install の --initrd-inject でこの preseed 設定ファイルを指定
$ sudo virt-install \
--name TestMachine \
--ram 2048 \
--vcpus 1 \
--os-variant ubuntuprecise \
--hvm \
--virt-type kvm \
--disk /var/lib/libvirt/images/TestMachine.qcow2,format=qcow2 \
--network bridge:virbr0 \
--keymap ja \
--location /some/where/Iso/ \
--initrd-inject /some/where/preseed.cfg  \
--serial pty \
--extra-args 'console=ttyS0 auto=true'

もともとインストーラーの Linux 環境 initrd には /preseed.cfg が存在し、デフォルトではこれに従ってインストールが進んでるようです。

で、 --initrd-inject=/some/where/preseed.cfg でカスタマイズした preseed.cfg を initrd に inject して、デフォルトの preseed.cfg を置き換えているようです。


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