はじめに
数年間使い続けた無線 LAN ルーターの調子が悪くなり、近所の電気屋さんで Buffalo WZR-300HP を安く売っていたので買いました。
この WZR-300HP のファームウェアを DD-WRT に入れ替えました。
以下は私が実施した手順の記録であり、 まったく同じハードウェアと条件でこの通りにやってもうまくいかない場合もあるかもしれません。 最悪、無線 LAN ルーターが二度と使い物にならない場合もあるかもしれませんが、自己責任でお願いします。
DD-WRT ファームウェアをダウンロード
- WZR-300HP が DD-WRT によりサポートされていること確認
- DD-WRT の Router Database で WZR-300HP を入力すると「Supported」が yes になっていてサポートされていることがわかります。
- DD-WRT のサイトからファームウェアをダウンロード
WZR-300HP は WZR-HP-G300NH2 と同じハードウェアらしく、工場出荷状態の WZR-300HP にフラッシュする DD-WRT のファームウェアは以下で良いようです。
Description Filename Date Size WZR-HP-G300NH2 Firmware - Webflash image for first installation buffalo_to_ddwrt_webflash-MULTI.bin 2013-04-19 17,95 MB - 一応 MD5 チェックサム
$ md5sum buffalo_to_ddwrt_webflash-MULTI.bin f42bded1f08c20abd8739cdec211cf18 buffalo_to_ddwrt_webflash-MULTI.bin
サイトにはこのファイルの MD5SUM も GPG シグネチャも掲載されておらず、 改竄が心配でないこともないですが、とりあえずこれでいきます。
WZR-300HP に DD-WRT ファームウェアをインストール
- WZR-300HP を工場出荷状態に戻す
- この時点ではまだ Buffalo の純正ファームウェアです。WZR-300HP の Web GUI で工場出荷状態に戻しました。
- 「管理設定」->「初期化/再起動」
- 「設定初期化」ボタンをクリック
- 「設定」ボタンをクリック
- 表示どおり、140秒程度待って本体全面のランプが通常状態になるのを待ちました。
- DD-WRT ファームウェアを Web GUI で WZR-300HP にアップロード
Web GUI の通常の「ファーム更新」のページでは DD-WRT のファームウェアを受付ないので Web GUI にデバッグモードのユーザー、パスワードでログインしました。
- ユーザー: bufpy
- パスワード: otdpopy +「admin」ユーザーのパスワード
- 「管理設定」の /cgi-bin/cgi?req=frm&frm=py-db/firmup.html をクリック
- 「ファイル選択」をクリック
- 先ほどダウンロードした buffalo_to_ddwrt_webflash-MULTI.bin を選択
- 「同時に初期化する」にチェックを入れる
- 「OK」をクリック
- 「ファームウェア更新中です」の画面になりました。プログレスバーが 100% になるのを待ちます。
- 「100% (complete)」となり、本体全面の LED は POWER ランプと WIRELESS ランプのみが緑色に点灯しています。
- DD-WRT の Web GUI (初期設定では http://192.168.1.1/) に接続して、DD-WRT の GUI 画面になっていたら DD-WRT インストール成功です。
- DD-WRT サイトのインストール手順に従いハードリセット
- リセットボタンを押し続ける人と電源プラグの抜き差しをする人の二人で実施するとやりやすいです。
- 電源が入っている状態で本体底面のリセットボタンを 30秒間押し続ける
- リセットボタンを押し続けたまま本体の電源プラグを抜き、更にリセットボタンを 30秒間押し続ける
- まだリセットボタンを押し続けたままの状態で電源プラグを差し、リセットボタンを最後の 30秒間押し続ける
DD-WRT 設定
Web GUI (初期設定では http://192.168.1.1/) に接続
最初にユーザー名とパスワードを設定
後は自分の好みにあわせて設定していきます。デフォルト設定では無線 LAN のセキュリティがかかっていないので早めにやっておいた方が良いです。
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